雪の日

直方のイオンモールに出掛けた帰りにエアコンが突然効かなくなった。運転は旦那さんで、何か思い当たる節があったらしくいったんファミマの駐車場に入ったが、とたんに何だかよく知らないCとHの書いてあるメーターの針がHの方に一気にぎゅんと上がった。HはつまりHotだろうから、なに、なにか沸いたのっ?!と焦る。車内は確実に臭くなってきていて、雪が降り積もるファミマの駐車場で体は確実に冷えていく。ゴムが焼けるような臭いで頭がいたい。
なんとか再び走り出したが、家から3キロの所の信号待ちでエンジンが停止。やばい、青になる!青!青!と私は叫ぶ事しかできない。旦那さんが車から飛び出して後方から車体を押し、酒屋の軒先に動かした。彼の頭に雪が降り積もっていく。…この人すてきだわぁ、と思うけれど寒さとゴム臭さで私の口からは んがぁー という声しか出ない。
小西さんに指示を仰ぎ、その場でエンジンを回復させる事は無理と判断。JAFを呼んで3キロの道のりをレッカーしてもらった。オーバーヒートでした。